2015年9月
三味線ざんまいー
群ようこさんは、私と同年代で昔は小説やエッセイを随分読みました。
小唄をやっている事は知っていましたし、師匠をモデルにした「小美代姐さん波乱万丈」は、とても面白く読みました。
特に、主人公が小学生の頃、三代目杵屋栄蔵のところに入門し、お稽古の情景は目に浮かぶようです。
そこに出てくる若い内弟子のお兄さん達の中には、私の父もいたのでしょう。三代目の厳しいお稽古の仕方(ここが私的には大受け)も良く分かりますし、
この作品はお芝居にもなっています。
今回、久々「三味線ざんまい」を読みました。小唄を始めた頃からのエッセイなのですが、読んでいて大笑いの繰り返し!!!
多分、何も知らず邦楽を始めるとそうなのだろうーと、納得。
特に唄は、(先日も我が家でもそういう人いました)理解に苦しみ、五線譜にするのですね~
西洋音楽しか習ってこない人たちには、とんでもない音程が出てくるのですね。
それでも、なんとかなんとか頑張って演奏会を経験し、お名取にまでなるのですが、その心情が本当に面白く書かれています。
また、お師匠さんが言っていることは、思わず「そうそう~」と納得。
卒業写真ー
夏は、いろいろの寺社巡りの旅をして,様々な体験もしてきたのですが、すっかりブログをなまけてしまいました。
二学期が始まり、クラブと授業で10月末までは週に2回通っています。
でも、先週は大雨で行ったらクラブが中止・・・・
日曜日は、オープンキャンパスで箏曲クラブ体験があり、小学生の子供たちがやって来て、その間にクラブの
特訓のつもりが、中3は御役目があり全員集まれず・・・・
今日も、27日の体育祭の会議とかで出席率が悪かったのですが、新入生たちが良く弾けるのでちょっと安心したり・・・
学生ってこんなに忙しいのか???=私もそうだったか???
そして、今日は卒業アルバムの写真を撮るのでで、久々高3の生徒達と合いました。
受験のため、クラブは高2までなのです。同じ校舎にいても合う機会がないのです。
すでに大学が決まった子もいました。
今回は中1からやっていた人ばかりで、5年間クラブをやっていたのですが、私には「もう、高3~~~」という感じです。
最近の卒業生はfacebookなどで、様子がわかりますが、それでも私にはついこの前と思っていると、もうすでに
社会人とか、大学も卒業とか・・・・
私はもう30回以上生徒を送っているということは=私がそれだけ歳とった訳ですよね(気分はあまりかわらないのですが・・・)