2019年11月
京都の紅葉~
木曜日から一泊で京都へー
紅葉もその年によって、当たりはずれがあるのですが、今年の京都の紅葉はとても綺麗でした。
まず、観音堂落慶による障壁画の初公開されている【仁和寺】へー
観音堂修復の時、上野の国立博物館で「仁和寺展」がありその時は、観音堂が再現され
写真も撮れました。それが博物館での展示の魅力ですねー
今回は、やはり遠目でした。
その他の寺社は初めてのところばかりでした。
【大原野神社】
そして今年のJR「そうだ、京都へ行こうー」の【光明寺】
ここは、法然上人のお念仏発祥のお寺なのですねー
最後は、山間を通り抜けて突然開けたところにある
【揚谷観音】
ここの手水所が
あまり観光客が行かないような所がほとんどでしたので、人混みもなく充分堪能してきました
アトリエ遊動天都でのライヴ~
毎年恒例の早川聡子さんの「アトリエ遊動天都」での演奏、もう10年目になるそうですー
毎回の楽しみは、聡子さんの作品による舞台背景です
今年は、和紙で編んだ竜=小雪さんという名前です
圧倒されそうな迫力に、こちらも気合が入ります~
まず、お琴体験のワークショップー
1時間で「さくら」をマスターするのですが、今年の皆さんはとても良く弾けて、
私のアドリブで次々といろいろなテクニックを付け加え、「北本バージョン」の
「さくら」になりました
そして、私どものライヴー
今年は、本格的なものを聞いていただきたいと思い
「編曲 春の海」「さらし風手事」「編曲 越後獅子」に続き
ポップス集など現代的なものも用意しました。
たくさんのお客様がいらしてくださり、またこのアトリエはとても音響が良く、
演奏していても気持ちが良いのです。
終わった後は、毎回体に良いおいしいお食事も堪能させていただきました
正倉院展~
東京国立博物館で開催されている「正倉院の世界」に行ってきました
覚悟はしていましたが、開場30分前に行っても入れるまでにこの行列ですー
しかし、中ではゆっくり見ることが出来ました。
「五絃琵琶」が前期展示のメインですが、やはり立ち止まれず一周するだけで、
完成までに8年かかったという模造はじっくり見ることが出来ました。
先日、現代の職人たちがこの模造ができるまでのドキュメントをテレビで見ましたが、
1300年前にこれが作られ、守られ現在に伝わっているのは「奇跡」に近いと犇々と感じます。
東大寺の大仏でさえ当時の作られて残っているのは一部分しかないというのに、
そこに隣接している「正倉院」の品々がこの状態で残っているー
その為のシステムがあり、修復、保存があったからこそなのですがー
森鴎外は晩年帝室博物館総長に就任していたそうで、
「夢の国 燃ゆべきものの燃えぬ国 木の校倉の とはに立つ国」の歌を詠んでいます。
昨日、首里城の火災があっただけに余計に感じるのでしょうか?
後期展示も行くつもりです=体力いります