あかつき会通信
ステイホーム その②
今日は晴天で気持ちが良いですね=せめてもの救いです
ミロとの格闘の散歩を終えて(これが散歩が嫌いなのです)
私流ミニ生け花
我が家は庭もないし、プランターの花を活けるだけー
それも、小さな小さな花器や瓶に~
誰も来ないのですが、これだけでも随分気持ちが違いますよー
先日もやはり一人暮らしの埼玉のお弟子さんから電話があって、
ペットロスも加わり、そのうえ外出もできず、鬱々としていました。
お庭があるのだから、それでお花飾ってみればーと勧めました。
後日電話で、お庭のボタンを(何と私と大違い)飾ったら
本当に良かったと言っていました
誰も来ない寂しい我が家ですが、自分のためにササヤカな慰めです~ 玄関にー
ステイホーム その①
本当に大変なことになっていますが、皆様いかがお過ごしですか?
私も、学校、教室はじめ自宅の稽古もなくなっていますー
一日のローテーションを自分で作って、いろいろとやりながら元気で引きこもっております。
まず、思い切って楽譜の大整理から始めたのですが、それが未だに終わりませんー
筝曲のほうは、特に現代曲が何千曲もあるのです。
作曲者別にバインダーに入っているのですが、その中も長年いろいろと入っているので余計なものを
捨てて整理しなおしています。
戦後、西洋音楽に影響された曲がたくさん作曲され、その後昭和30年代~40年代は一般の方々向けの曲が
沢山出来ました。今から思えば、黄金期でした。
その後、段々一般の方のお稽古事としてのお琴人口が激減し、昭和60年代からはニューウェーブと言われる
作曲がされて、今に至っています。
そのほとんどが、あるものですから片付けながらもその歴史をふり返ってしまいます。
(楽譜見ただけでメロディーがでてくる~)
と、いうわけで今は「な行」の作曲家のバインダーと格闘中
三絃、古典の棚ですー
現代曲の作曲者別(まだまだある
)
久々に~
このところのコロナの動きで、私自身も思うことは山程ありますが
ブログを書く気にもならずにいました。
昨日、青森のお弟子さんが心配して電話をくれました。
その方は震災も体験されていますが、今回はそれとも違うと言っていました。
何とも言えない不安感を含んだ鬱々とする毎日です。
今月の稽古は早めに終わっていますし、来月も本当は京都に桜を見に行こうと予定してましたので、遅めの始まりになるのですが、新学期もどうなるのか一向にわかりませんねー
先日の東京新聞に立体マスクの作り方が出ていて、作ってみました。
ガーゼの手ぬぐいがありましたので、それで作ると1枚で3つ作れます。
日舞の会の時にいただいたもので、裏には「花柳~」「坂東~」などの名前も入っているのですが・・・
当分はこれでしのげるか?
何せ、不器用なところにもってきて、眼鏡の上にハズキルーペでー
肩が凝ると野口体操のぶら下げや体操してほぐしています。
器用だった母が見ていられず出てくるのでは???と思いましたが、それぞれ出る柄が違うのがちょっぴり楽しかったりしてー
東京は明日は雪の予報です。気温差が19度?とか・・・
とにかく、皆様、お大事にお過ごしください
善楽寺様 初会式
例年は2月1日に行われるのですが、今年は1月31日ということで30日に高知へー
折しもコロナウイルスの影響でスチュワーデスさん達も全員マスク着用でしたー
昨日は、素晴らしい晴天に恵まれ沢山の方々が参加されました。
希保御住職の声が堂内に響き、
それと共に、約20名の僧侶の方々の大般若転読が始まります。その迫力たるや毎年ながら感動いたしますー
動画を撮っている方も沢山おられまして、私も撮って皆様に見ていただきたいところですがグッと我慢・・・・
ご詠歌の皆様もとても良く、ますます上達されています。
法要が終わると奉納演奏。今年は弘法大師の記念の年になりますので「空海」を演奏しましたー
ところが、年末にひいた風邪と肋骨を痛めたことで1月の私は、大変でした
一週間前も声がガラガラで歌えるどころではなかったのです・・・・
どうにか、4日前ぐらいから歌えるようになってきたのですが、本番が心配でした・・・
特に「南無大師遍照尊」のところはキーが高く、緊張
祈りながら歌いました。何とかお力を頂いて無事に歌えましたがー
昨日は、バタバタしていて希保御住職の新しい西陣織のピンクのお袈裟を遠目にしか見られなかったのですが、
4月の「花まつり」のときにじっくり拝見させていただこうと思いますー
何と、今度はヴァイオリンとのコラボでご詠歌とか?
若い御住職の発想力はスゴイですね
謹賀新年~
明けましておめでとうございます 本年も元旦は奉納演奏で始まりました。
実は暮れから風邪を引き、おまけに連日の厄落とし(?)
自転車を止めようとしたら、自転車とともに倒れたり、金庫が壊れたり、階段からこけたり、おまけに風邪でした・・・
でも大事にならず、何とか無事に(シップ貼りまくりですが)新年を迎えました。
舞台は黒紋付で普段は「付け下げ」などほとんど着る機会がないのですが、
今日は往復はタクシーだし、思い切り(?)派手な着物(遠目にはワカラナイ)
これで着納めにします。今年は、いろいろな整理を始めるのが私のテーマです。
そうだ、まずこの休み中に「パプリカ」を学校用と障がい者ようにアレンジせねば
仕事に遊びにも励みます
皆様のご多幸とご健勝を心よりお願い申し上げます
こ
京都の紅葉~
木曜日から一泊で京都へー
紅葉もその年によって、当たりはずれがあるのですが、今年の京都の紅葉はとても綺麗でした。
まず、観音堂落慶による障壁画の初公開されている【仁和寺】へー
観音堂修復の時、上野の国立博物館で「仁和寺展」がありその時は、観音堂が再現され
写真も撮れました。それが博物館での展示の魅力ですねー
今回は、やはり遠目でした。
その他の寺社は初めてのところばかりでした。
【大原野神社】
そして今年のJR「そうだ、京都へ行こうー」の【光明寺】
ここは、法然上人のお念仏発祥のお寺なのですねー
最後は、山間を通り抜けて突然開けたところにある
【揚谷観音】
ここの手水所が
あまり観光客が行かないような所がほとんどでしたので、人混みもなく充分堪能してきました
アトリエ遊動天都でのライヴ~
毎年恒例の早川聡子さんの「アトリエ遊動天都」での演奏、もう10年目になるそうですー
毎回の楽しみは、聡子さんの作品による舞台背景です
今年は、和紙で編んだ竜=小雪さんという名前です
圧倒されそうな迫力に、こちらも気合が入ります~
まず、お琴体験のワークショップー
1時間で「さくら」をマスターするのですが、今年の皆さんはとても良く弾けて、
私のアドリブで次々といろいろなテクニックを付け加え、「北本バージョン」の
「さくら」になりました
そして、私どものライヴー
今年は、本格的なものを聞いていただきたいと思い
「編曲 春の海」「さらし風手事」「編曲 越後獅子」に続き
ポップス集など現代的なものも用意しました。
たくさんのお客様がいらしてくださり、またこのアトリエはとても音響が良く、
演奏していても気持ちが良いのです。
終わった後は、毎回体に良いおいしいお食事も堪能させていただきました
正倉院展~
東京国立博物館で開催されている「正倉院の世界」に行ってきました
覚悟はしていましたが、開場30分前に行っても入れるまでにこの行列ですー
しかし、中ではゆっくり見ることが出来ました。
「五絃琵琶」が前期展示のメインですが、やはり立ち止まれず一周するだけで、
完成までに8年かかったという模造はじっくり見ることが出来ました。
先日、現代の職人たちがこの模造ができるまでのドキュメントをテレビで見ましたが、
1300年前にこれが作られ、守られ現在に伝わっているのは「奇跡」に近いと犇々と感じます。
東大寺の大仏でさえ当時の作られて残っているのは一部分しかないというのに、
そこに隣接している「正倉院」の品々がこの状態で残っているー
その為のシステムがあり、修復、保存があったからこそなのですがー
森鴎外は晩年帝室博物館総長に就任していたそうで、
「夢の国 燃ゆべきものの燃えぬ国 木の校倉の とはに立つ国」の歌を詠んでいます。
昨日、首里城の火災があっただけに余計に感じるのでしょうか?
後期展示も行くつもりです=体力いります