今日は1年に1度の順天堂の検査の日ー
いつものつもりで行くとシステムが変わり、血液検査もなくCTのみで、
10時には病院を出ました。
そして書家の金澤翔子さんとお母さまのドキュメント「共に生きる」を見てきました。
私も障がい者のお教室もありますし、お二人の生き方には以前から興味があり、
以前祥子さんの書展にも行ったり、本も読みました。
障がいを持つ子供を持った親御さんは、自分の亡き後のことを一番に考えます。
祥子さんのお母様もそれを踏まえたうえで、今を生きておられます。
何名かの方々のコメントがありましたが、その中で画家の千住博さんのコメントは
「一度、すべてをやめさせた方が良い、その上で彼女が本当に書きたいものが
出てくればー」なかなか考えさせられる言葉でした。
本当の芸術家になるのにはその厳しさも必要なのかもしれません。
しかし、今の彼女の姿は多くのダウン症の子供を持つ親たちの希望にもつながっているのです。
⬇2022年1月六本木ヒルズでの個展にてー