若い頃、坂東玉三郎丈にハマり良く見に行っていましたが、その後とんとご無沙汰でした。
年齢を重ねて、そろそろ後輩に継承しているのを見て、昨年の12月の「阿古屋」は行きました。
その時は、お弟子さんが桟敷席を取ってくれて、着物着て隣の方に飴など頂いて華やかな舞台を思う存分堪能させて頂きました。
歌舞伎座もコロナ禍でやっと先月から4部制で始まりました。
4部は、玉三郎丈の「鷺娘」です。映像とやるというは承知していました。
コロナ対策を徹底して、入り口からいつもと違います。消毒、検温、チケットは自分でもぎり、
パンフレットは自分で取る。(いつものようなプログラムはなし)
客席に着いても、桟敷も開け放たれ開演前は注意事項説明が続きー
客席も「シ~ン・・・」
幕が開くと映像で奈落の説明がありそれなりの演出もありました。
続いて「鷺娘」の映像が始まります。これは、平成17年5月の歌舞伎座さよなら公演のです。
あれから、15年・・・・というのも驚きですが、引っ込みの合方のときは長唄連中がアップで映り=皆さん若い!
エコーのかかった音は、私には抵抗があるのですが、最後の雪音だけは実音を使っていました。
最初と最後の部分はご自身が踊られて、カーテンコールが4回
ビックリして時計を見ると、ちょうどⅠ時間=カーテンコールもその為なのですねー
規制が少しづつ緩和され始めましたので、またイロイロ変わっていくでしょうが、まだ元に戻るのは先になりそうですね。
後で、こんな時もあったと言えるのでしょう。(中島みゆきの“時代”か?)
と、