私は幸か不幸か?生まれてからずーっとここに住んでおります
あまり漫画を読まないのですが、ずっと昔に藤子不二雄の「まんが道」を読んだときは興奮したのを覚えています。
私の幼い頃の商店街、喫茶店、レコード屋、マーケットが忠実に描かれています。
ちょうどそのころ漫画家たちが住んだアパート「トキワ荘」があったのですねー
昔の通りは商店街が並び、買い物はすべてこの通りで済んでいました。
マーケットには、八百屋,魚屋、肉屋はもちろん卵屋、麵類屋、揚げ物屋、おもちゃ屋などそれは賑わっていました。
しかし今は見る影もない通りになっています。 なので「まんが道」を読んだときはあらすじより、私は懐かしいこの町に感動していました。
ここ何年か豊島区はここをメインに(少しづつですが)トキワ荘通りとなっていろいろなモニュメントや関連した場所ができていて、昨年「トキワ荘」を再現した「トキワ荘ミュージアム」がオープンしました。
といっても、やっと先日行ったのですが・・・ 家から歩いても5分ー
建物は昔のアパートを再現し、何と階段のきしむ音まで再現されていて、台所、トイレは共同で(再現)
テレビには当時の三木のり平の桃屋のコマーシャルや当時の画像が流れています。
お風呂は近くのお風呂屋さん(ここも今はありませんが、プレートがあります)そして建物の前にある公衆電話ボックスは
私の家の近所が落合電話局だったのですが、そこの電話を漫画家たちはよく使っていたそうです。
今、昭和レトロがブームと言われていますが、昭和は長かったので「東京タワー」の映画のような昭和30年~40年頃をいうのでしょうか?
私は懐かしさと幼い頃の楽しかった思い出がよみがえり、良い時代を過ごしたのだなーと実感しました。